宿便

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宿便とは、「大腸の壁にこびりついている便である。」と言われていますが、成人の腸管の表面積は広げるとテニスコート1面位あると言われ、これが折りたたまれて体内に収まっています。
そしてそれが、腸の蠕動運動がおこる度に山になったり、谷になったりしているのです。
ですから、その谷間に同じ便が常に溜まっている事はない様です。

また腸は2~3日の間に生まれ変わり、古い細胞は便と一緒に排泄されてしまう仕組みになっている様です。ですから、宿便と言われる便が本当にあるのかは、はっきりとわかっていないのです。
便秘を解消する為に下剤を使用すると下痢状の便が出て来る事がありますが、これは下剤の刺激で直腸の下の方に溜まっている硬い便だけでなく、まだ十分に水分が吸収されていない便まで、押し出されてしまう為です。

便の色が黒い場合には、胃や、食道などからの出血の可能性もありますので宿便だろうと簡単に考えずに、念のため受診されると安心なのではないでしょうか。
便の臭いが強いのは、便秘などの原因で、腸内細菌のバランスが崩れ悪玉菌が増殖している証拠です。
便秘は一時的に解消するのではなく、毎日の生活を改善してキレイな腸内環境を整えて、解消して行く事をお勧めします。

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